水沼 俊美 教授

専門分野: 栄養学

現在の研究テーマ: 食生活と健康
 食文化の日中比較研究を進めています。中国東北部と九州で、食事内容と健康状況、味覚などを調査をしました。中国東北部は味覚の感度が低く、幼児期の疾病率の高さが顕著で「(気候や所得差による)食材、料理品目の少なさが影響している」事が判明しました。日本については「コンビニエンスストアの浸透で各家庭の味が失われ、生活習慣病が大きな問題になっている」と指摘できます。
 大学院生とともに、内モンゴルの遊牧民の食生活調査も実施しました。限られた資源で無駄を出さずに有効利用する生活様式で、大量生産、消費世代の若者に、その対極にある生活から多くのことを学んでほしいと思います。


受験生へ:
 人間の生活は食べることから始まります。 食と人間の来し方と行く末の関係を明らかにすることを通じて、 人生とは何かを考えていきたいと思います。